Episode さんびゃくよんじぅしぃ 『元・鬼太鼓座の山本茂君からの電話』 (2012・2・20)「鬼太鼓座(おんでこざ)」で苦楽を共にした山本茂君から、久しぶりに電話がありました。 彼は現在、ハワイ島でツアーコンダクターの仕事をしています。 野生のロバをつかまえて、家の庭で飼っているそうです。 たわいもない話を30分ほどしましたが、ただそれだけなんですが、めちゃくちゃ元気になりました。 ハワイ島に行った折にはぜひ、アナログな山ちゃんに会ってみて下さい! 「鬼太鼓座」の拠点が佐渡から雲仙・小地獄に移った80年代半ば、私は入座しました。 フルマラソンを2時間20分台で走る山本に追いかけられながら、島原半島の海岸線での20キロ走や、 小浜温泉から雲仙の温泉街までを走ったりしていました。 「瑞宝太鼓」の稽古場が同じ雲仙にあるということは、これも何かの縁だったのでしょう。 普賢岳の雄大な景色を見ながら、背筋がスっと伸びる思いがしました。 私の“和太鼓の原点”となった地です。 座長の田 耕(でん・たがやす)は、佐渡島で「鬼太鼓座」を旗揚げしました。 中国の格言に、「井戸を掘った人の恩を忘れない」とありますが、私にとってまさにそんな人です。 田との出会いがなかったら、和太鼓奏者にはなっていなかったし 「瑞宝太鼓」を指導することもなければ、映画にも関わることもなかったでしょう。 田は数年前、不慮の事故で亡くなりました。 「田さん、今も太鼓打っていますよ。」時々フっとそんな言葉を・・・言ってないなぁ。 |
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